124日目・ゆっくりゆっくり太古まで
2016年3月21日
3月の古事記勉強会に参加してきた。
二時間のシェア会方式の勉強会。
毎回有意義な時間。
今日一番ピンときたのは、
新しいものは混沌から生まれる、という話。
悩みに悩んで、もうお手上げ、になったところでいいアイデアがうかんだり、
何も知らない別の業界の人に相談したら、いいアドバイスがもらえたり、
そうゆうことなんだって。
古事記は昔のことばすぎて、
書き下し文(漢文を書き下したもの)を読んでも
意味はさっぱりわからない。
でも、何度か読んでいくうちに、実はわかるところもあることを知って、
すこしずつすこーしずつ理解していく。
このスローなペース、現代の生活ではなかなかない。
普段の読書と比べても、他の何と比べても。
だから貴重なんだと思う。
わからないものを、すぐにわからなくても、
あきらめずに、少しずつ、身近にしていく。
結果、超特急で読んで、わかったような気になっている情報の受け取り方とは、
全然別物の何かが得られるのだと思う。
きっとそれは、太古から続く、
生きることってこうゆうこと、と感じる感覚。
はじめる前は全然知らなかったけど、
古事記を学ぶことも、
感覚を研ぎ澄ますことに大きくつながっている。