65日目・雪道で転倒する危機と味覚の関係

2016年1月22日
昨日と今日は、車を夫が使っていて電車通勤だった。
家と駅、駅と職場の間の道を、歩いて移動する。
どちらも時間にして10分程度、大した距離ではない。

1月の中旬から雪が積もり、ようやく冬らしくなってきた。
いまも雪の量はそんなに多くない。

とはいえ、通常の道に比べると雪道はやっぱり歩きにくい。
まだ凍結の心配がないだけいいのだけど、ときどき固くなった雪の上を、足が滑りそうになる。

ほんの一瞬滑ってバランスを崩し、すぐに立て直す。
その一瞬、口の中で変な味がすることに気がついた。

きのうから今日、それからおとといも、3日間駅まで同じ道を歩いていて、何度かそうゆう瞬間があったけど、毎回感じるなんとも言えない味。
滑ってひやっとした瞬間、ちょうど装置がついている上顎の裏あたりから感じる。

はじめは何か歯磨き粉とか洗口剤が残っているのかと思った。
でも結局、それは私の体から出ているものなのだと思うようになった。
具体的な物質が微量に排出されるのか、一瞬神経の回路が変化して味覚に影響を与えるのか。

こんなこともあるのか〜、と一人で発見し、なんとなく納得した。
とりあえず、いまのところは転んだり怪我をしてないから、それでいいことにしている。